睡眠時
無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に長い呼吸停止が繰り返し起こり眠りがさまたげられる病気です。これらの症状により良質な睡眠が妨げられることで、日中の眠気による事故を起こしたり、高血圧・心筋梗塞や脳梗塞・生活習慣病やメタボリック・シンドロームのリスクを高めることが問題となっています。

  • 原因

    肥満の他、喉や鼻の生まれつきの身体的特徴・慢性的な鼻炎、脳幹の機能異常等が原因となります。

  • 治療

    肥満等が原因の場合は生活習慣の改善、身体的特徴による場合はマウスピースの装着などを行います。日中に過度の眠気のある場合に広く使われているのは、睡眠中に行う“経鼻的持続陽圧呼吸療法”(CPAP)です。これは、気道にやや高い圧を加えるマスクで呼吸する治療です。圧を高めることで息を吸い込む時にのどが開くようになります。